あなたの肩こり一発解消 ブログ

天気のように移り変わる「心」に目を向ける

私たちの心は実に流動的です。女性の気分が秋の天候のようにコロコロとよく変わる様を「女心と秋の空」という言葉で表現しますが、実は元々は「男心と秋の空」という男性の愛情の移り変わりやすさを表した言葉です。このように男女問わず、「心」は天気のように移ろうものであるということは、昔から認識されています。そして、そうした変わりやすい天気のような心に伴い、影響を受けているのが私たちの「身体」です。

脳の中で「心」が動くと、自律神経系やホルモンのバランスが変化します。その変化に応じた司令が身体の隅々まで届き、身体反応が生じます。例えば、顕著なのは「顔」の変化です。喜怒哀楽の感情に伴った信号は顔面を構成する筋肉=表情筋へと送られ、人はそれに伴った表情を自然に作り出します。具体例としては、仕事中にも関わらず恋人からの甘いメールが届いた時は、目尻が下がり、口角がふわっと上がるのを慌ててこらえることでしょう。逆に、どんなに楽しい飲み会の場においても、緊急事態を告げる仕事のメールが届けば、眉間にシワがより、表情がこわばるのを感じるはずです。こうした「こわばり」あるいは「ゆるみ」などの影響は、表情だけでなく、身体の内側にある臓器それぞれにも起こっているのです。

もしストレスが短期間なら、思う存分遊んだり、ぐっすり寝たりするだけで発散できるかもしれません。しかし、「責任」という大人の役割を果たそうとするこの社会では、自分が感情を抑えながら生きていることに無自覚なまま日常を送っている人が実に多いのです。そうして自分の「心」をないがしろにしていることや、その「心」が身体に与えている影響にも気づかず、ある日謎の体調不良を訴える、最悪の場合は病気を発症する、ということも。

我慢強く、忍耐力がある人ほど、こうした変化を無視してしまいがちな傾向があります。「いいかげん」というよりは「良い加減」、さらに言えば適度に力を抜いた「テキトー」ができる人の方が、心と身体のバランスにおいては健康を維持しやすいといえます。また、子供は喜怒哀楽の表現が実に豊かです。周囲を気にせずこの世の終わりのように泣き喚いても、嵐が過ぎてしまえば当人はケロッとした顔でいます。そうやって上手に心の滞りを発散しているのです。

大人である以上、ある程度の自制は必要かもしれません。しかし、真の健康のためには、「心」そして「身体」が、刻々と移り変わる存在である、ということをもう一度思い出し、丁寧に観察することから始める必要があります。

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