あなたの肩こり一発解消ブログ

肩こりについて
肩こり(かたこり/肩凝り)とは症候名のひとつで、正式な病名ではありません。

肩こりと言われますが、そのほとんどは首の後ろや背中(肩甲骨の間)に症状を有することが多いです。「首こり」と言った方が本当は正しいのかもしれません。
実際に外来で問診票に「肩が痛い」と書いてありますが、「どのへんが痛いのですか?」と伺うと、首の後ろを指差す方も少なくありません。

    

 

解剖の言葉を用いると、肩こりとは項頚部から僧帽筋エリアの諸筋に生じるこり感・重苦しさや痛みにいたる症候です。
肩こりの原因


   一般的にその個人の体系や生活様式に起因するものと、病気によって二次的に引き起こされるものとに分ける傾向があります。

個人の体系や生活様式に起因するものとして、なで肩や視力障害などがあります。また、仕事の内容(筋肉の使い過ぎやPCなどによる眼精疲労)も影響することがあります。

この症状に対する原因には諸説あるものの、一説では、同じ姿勢をとり続けるなどして頭や腕を支える僧帽筋やその周辺の筋肉(肩甲挙筋・上後鋸筋・菱形筋群・板状筋・脊柱起立筋)の持続的緊張によって筋肉が硬くなり、局所に循環障害が起こってきます。
それによって酸素や栄養分が末端まで届かず、疲労物質が蓄積しこれが刺激となって肩こりを起こすと考えられています。



二次的に起こる肩こりは腫瘍や内臓疾患による関連痛や放散痛であることもあり、いわゆる「放置すると危険な肩こり」と考えられます。

二次的に起こる肩こりは他に原因があり、その症状の1つととらえることができます。二次的に起こる肩こりの原因として他にも色々なものがあります。
  • 整形外科領域では頸椎では頸椎捻挫(いわゆるむちうち)、頸椎(背骨の首の部分)に変形があり、首の筋肉に負担がかかりやすい変形性脊椎症、頸椎椎間板ヘルニア、頸椎脊柱管狭窄症、頸椎腫瘍、頸椎後縦靱帯骨化症などがあります。
    これらの疾患では頸髄(首の脊髄)にも影響を及ぼすことがあり、四肢に症状を認めることがあります。
  • 胸椎ではや胸椎の腫瘍、胸椎の炎症が原因となることがあります。
  • 肩甲部・上腕部では肩関節の脱臼・捻挫、肩関節周囲炎(いわゆる四十肩・五十肩)があります。

整形外科領域以外の肩こりの原因としては、以下のようなものがあります。
  • 呼吸器の病気では肺がんや肺膜炎、肺の腫瘍、肺の肋膜癒着があります。
  • 心臓・循環器の病気では狭心症、心筋梗塞などがあります。特に狭心症や心筋梗塞では左肩への放散痛が特徴的です。
  • 内臓の病気では胆石症、肝炎、膵臓疾患、腎臓病などがあります。全身的な疾患として糖尿病、高血圧、低血圧があります。
  • 他にもストレスやうつ病、心身症といった心の病気があります。
肩こりの症状
僧帽筋エリア(特に肩上部)の局部の痛みから始まることが多いです。

    

 

僧帽筋は肩上部では厚みがあり、それも肩こりの大きな一因となっています。進行すると圧痛点(限局して痛い部位)やこりを感じる部位が拡大します。

筋肉の持続的緊張により圧痛部位が拡大し、深層筋(肩甲挙筋・棘上筋・菱形筋・脊柱起立筋群・上後鋸筋)にまで凝りが拡大すると「芯が凝ったような凝り」として感じられ、筋肉がこわばり、重苦しさを感じるようになります。

主観的には頸部~肩上部に「ズシーンとした感じ」「何かものがのっているかのような感じ」や肩甲骨と脊柱の間(肩甲間部)や肩甲骨の内側の際に「鉄板が入ったような感じ」として感じられることが多いようです。

重苦しさを放置すると痛みを感じるようになり、進行すると緊張性頭痛や顔面・上肢の関連痛が生じるようになることもあります。
肩こりの予防
肩こりは普段からちょっと注意することで、予防することができます。
  • 正しい姿勢を保ちましょう。
  • 無理な姿勢を長く続けないようにしましょう。
  • 自分に合った机や椅子を使いましょう。
  • 規則正しい生活と適度なスポーツで疲れを残さないようにしましょう。
  • ストレスをためないようにしましょう
  • 肩を温めて血行をよくしましょう。
  • 十分に睡眠をとり、枕の高さ(8~10cm)や布団の固さに注意しましょう。
  • 定期健診(高血圧、糖尿病、視力、歯のかみ合わせなど)を受けましょう。
  • 広島西区整体院 大元気整体院