上臀皮神経障害

【上殿皮神経障害とは】

「じょうでんひ しんけいしょうがい」と読みます。上臀皮神経障害 と
 記載する場合もあるようです(私は「上殿皮」と先生に伺いました)。

まず、上殿皮神経とは・・・背骨とお尻(殿部)の上部の表面を結ぶ神経で、
殿部の皮膚感覚を支配しており、左右に5~6本ずつあるそうです。
殿部の皮下脂肪組織に埋まっていて、太さは1,5~2mmぐらいと極細です。

その上殿皮神経が、骨盤の腸骨稜(ちょうこつりょう)と腸腰筋膜(ちょう
ようきんまく)を乗り越える際に絞扼(圧迫)される事で起こる神経障害を
「上殿皮神経障害」と呼んでいます。発症の原因は、不明です。

原因の分からない慢性腰痛の約1割に、この上殿皮神経障害が関わって
いると考えられています。決して特異な病気ではない
のですが、こうした
診断・治療を行っている医師がまだまだ少なく、適切な治療を受ける事が
できずに原因不明のまま慢性腰痛に苦しんでいる方が多いのが現状だそうです。

《症状》
●殿部痛(お尻の痛み)
 →私自身は腰の下の方(仙腸関節付近)が痛い・ものすごく重だるいという
 自覚症状で、「痛いのがお尻」という感覚は正直ありませんでした。
 腰痛にしては下の方だけど、昔から痛いのはこの辺だったので・・・

●座る姿勢の持続、立ち上がりやしゃがみ込む動作・寝返り等の体制を変える
 時に痛みが誘発されることが多い

●長く歩くと腰が痛むこともある

広島西区整体 大元気整体院