師匠の言葉

脳のクセを捨てるのが成功の秘訣!!

何度も言うように大脳はほぼ白紙の状態で生まれてきます。

成長する過程で自己保護という性質が育ち、作られた価値観を絶対のもののように感じる脳のクセが作られます。

この脳のクセの奴隷になったままでは、自分の幸せを自分の環境に依存することになります。

自己保護と言う性質は自分が一番、自分が正しい、といった思考をするクセを備えていて、自分の欲求が満足しないと幸せを感じないからです。

思いが叶えば幸せ、叶わなければ不幸せ、って具合ですね(^^;

当然?思いが叶わない時のほうが多いわけですから、不幸せや不満を感じている時が多いことになります。

すべての煩悩は自己保護という性質から出てくるからです。

そうすれば環境に依存しない幸せを感じることが出来る、と言われたのです。

自分を捨てることが目的だと理解しなければ、お釈迦様の言葉は精神論で終わってしまうでしょう。

またどんなに頑張っても、煩悩が生まれる場所で煩悩を捨てることなど出来ません。

ここで言う自分とは、自分で自分だと認識している自分です(^^;

分かりにくいですが、自分っていったいなんだろう、って考えてみれば理解できると思います^^

脳のクセを見つめると、脳のクセは全力で逆らってきます。

あらゆる知識を総動員して「脳のクセがすべての人にあるのなら、それがあるのが人間だ。そんなもの捨てられるわけがない」という結論に導こうとします。

あるがままで構わない、ありのままがいいんじゃないか、なんて都合のよい言葉で自分を納得させようとするのです。

まぁほとんどの人は、悩みや苦しみの原因は自分の脳のクセから生まれる、と聞いた瞬間に拒否反応を示しますから、脳のクセを見つめられる人は脳のクセの支配から少しでも逃れることが出来た人とも言えます。

それでも脳のクセには勝てません(ノ_・。)

自分や周りの人たちを「脳のクセ」という観点から見るようにしてみると・・・

なるほど、脳のクセとはすさまじいものだ、と理解できるでしょう。

どんな人でも自分を正当化することにかけては世界一だと分かるはずです。

働かない人でも自分はよく働いていると思っています。
怒りっぽい人は、自分が怒るのは人が怒らせる、と人のせいにしています。
しょうもないことを長々と自慢したりもします。
人を悪者にすることで自分の正しさを主張します。

脳のクセは脳本来の力を出せなくする!!

そんな脳のクセに支配されていると、せっかく本来持っている脳の本領が発揮できないのです。

当然良いアイデアも浮かびません。

一つの脳でも、アイデアの出るところと不平不満の出るところは違うからです。

脳のクセを捨てることこそが成功への近道なのです。

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