呼吸について

呼吸には、大きく分けて腹式呼吸、胸式呼吸、逆腹式呼吸の3つがあります。

腹式呼吸は横隔膜を大きく使う呼吸で、息を吸うとおなかが膨らみ、息を吐くとおなかがへこみます。

胸式呼吸は胸郭(肋骨や肩)を上に上げる呼吸で、肋間筋という肋骨の間の筋肉や首の筋肉を使って呼吸します。
そのため肩や首に力が入りやすくなります。
胸式呼吸は息を吸うと胸が膨らみ、息を吐くと胸がへこみます。

現代人の多くの方は、胸式呼吸をしています。
胸式呼吸は、ココロとカラダを緊張させる交感神経を活発に働かせてしまいます。
そのため、ココロとカラダはリラックスできない状態になってしまうのです。

逆にいうと、現代人はココロもカラダも緊張することが多く、呼吸が胸式呼吸になってしまうのですが、その胸式呼吸がますますココロとカラダを緊張させてしまうのです。
そして緊張したココロとカラダは、さらに胸式呼吸をしようと悪循環になってしまうのです。

つまり、呼吸を腹式呼吸に変えないと、リラックスが出来ないのです。

腹式呼吸は、ココロとカラダを緊張させる交感神経の働きを抑えて、副交感神経を働かせてくれます。
副交感神経は、ココロとカラダをリラックスさせてくれるのです。
ですから腹式呼吸はリラクゼーションや休養に適しています。

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