寝違えについて

寝違えの症状としては、首の可動域の制限が挙げられます。通常であれば左右それぞれ90度ほど首を回すことができますが、寝違えてしまうとこの可動域が狭くなり、ひどい場合は首を少し動かすだけで痛みを生じる場合もあります。無理に動かそうとすると激痛を伴い、無意識にカラダごと回してしまうような状態になってしまうこともあります。

これ以外にも、上下に首を振れない、肩が上がらない、疲労感が強いなどの症状を伴う場合もあります。発症してから1~3日間が最もひどく、徐々に痛みが減り1週間ほどで気にならない程度まで症状は落ち着きます。

寝違えのメカニズムは、首の筋肉が緊張を起こして硬くなり、血管が収縮することで血行不良と酸欠状態を起こしてしまうこと。これが炎症となって痛みを伴うのです。

寝ているときに負荷のかからない自然な格好であれば問題ないものの、何かの拍子で首周りの筋肉に負荷がかかった状態で長時間寝たときなどが要注意です。

通常であれば、寝ているとき無理な姿勢になった場合でも、自然と寝返りを打って元に戻すことができます。ただ、ひどく疲れていたり、泥酔したりと眠りが深過ぎる状態のときは、寝返りが打てずに無理な体勢が長時間続きやすくなるので、寝違いのリスクが高まるのです。

これ以外に枕などの寝具が原因であったり、日中の姿勢やストレス原因だったりし、寝違いの原因はさまざまだと言えます。

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