歩行はうつにいい!

  1. 歩くことで脳内で分泌される、BDNFという非常に重要なタンパク成分がある。このタンパク質は、脳細胞の保護と回復を司り、これが不足すると「ウツ」を引き起こすとされている。実は、歩行やスロージョギングは、このたんぱく質の分泌を促すことが分かっている。さらに、適度なウォーキングによって、副腎という臓器から分泌されるストレスホルモン「コルチゾール」の過剰分泌も抑えられることが分かっている。
  2. 最初のうちは、歩き方に拘らなくても良い。「自分は今、歩いている」という当たり前のことを、あえて意識しながら歩くのがとても大切。最初はこれだけ、意識できたら十分。まずは短い時間でもいいので、歩く習慣をつけること。
  3. いつでもどこでも1分歩く。部屋の中を1分、歩くだけでいい。ポイントは、「不安や焦りなど、不安定な心の状態の時だけでなく、心が落ち着いている、普段の状態との時から歩く習慣」をつけておくこと。「緊張したときだけ歩く」習慣をつけると、
    脳内の刷り込みによって、かえって「歩くと緊張する」ようになってしまう。普段からリラックス状態で歩いていると、いざという時も、リラックスしやすくなる。
  4. 「マインドウォーキング」のやり方は…背筋を伸ばして、まっすぐに立つ。3~4メートル先の地面を見る。目は半眼。キョロキョロ、あたりを見回したりせず、一定のペースを保つ。両手は体の前か、後ろで軽く組む。他のことを考えていると気付いたら、そんな自分を責めるのではなく、そっと歩行に注意を戻せば大丈夫。
  5. 片足から、片足へと、注意を切り替える作業も歩く瞑想のポイント。右足の「かかとが上がる」「つま先が上がる」「移動する」「足が付く」次は左足… といった具合で行うと良い。

とのことでした。

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